祖母の思い出

こんにちは


富士市のベーカリーマルタです。



今日は敬老の日ですね〜


人生経験の豊富なシニア世代の方の日です。


わたしは幼い頃はいつも自営業の両親が家に居ないことで
祖父祖母の家で夕飯を食べさせてもらっていました。


ある日、外で友達と遊んでいると春も近いことから野原につくしが生えているのを見つけて‼️


友達　　　「しってるーこれは食べれるんだよ〜」


私　　　　「えー本当にー」



そこで祖母に喜んでもらおうと夢中でつくし取りをして
沢山のつくしを持ってかえりました。



祖母は「こんなに沢山ありがとね〜早速今晩の夕食に煮付けにしようね〜⭕️」


一緒に夕飯を食べながら満足と充実感いっぱいの私に祖母は一言



祖母　　　「美味しいね〜でもつくしは頭が開かなくてま　　　　　　だ青い物を食べるだよ☝️今度はそれを取っ　　　　　　てくるといいよ〜もっと美味しいんだよ〜」


その時、祖母に対してとても優しい気持ちになりました。

茶色く開いてしまったつくしより孫の私が夕飯の足しに取ってきた事に対して

「ありがとう」

美味しくないことをわかっているにも関わらず料理して一緒に食べてくれた事


最後に次に取る時のアドバイスをしてくれる祖母の優しさが私にとってとても影響を受けた思い出です。



ちなみにもしお袋に同じつくしを持っていったとしたら


お袋　　　「こんなの持ってきてもたべれないよーめどく　　　　　　さいから捨てて来て」


こんな感じでしょうか（泣）
まー当時のお袋も生活に余裕が無かったので止む終えない対応になるでしょう☹️


その祖母の影響力がやがて成長した私にとって会社での部下との向き合い方などにも生かすことができて仕事面ではとても充実できました。




がっ、、、⚡️




肝心の私の息子の教育にはついつい感情が入ってしまい当時のお袋のような感じになってしまうのでした。



学んでも実施できていない自分に反省しています。



絶対‼️私に孫が出来たら祖母の様に「感謝と承認」のできる人間になるのだ



てな訳で今日のパンの紹介は祖母が大好きだった。
菓子パンの定番　あんぱん　です。




ベーカリーマルタのあんぱんは、北海道産の大豆を使った甘さ控えめの粒餡に低温長時間発酵をしたパン生地で包んだシンプルな菓子パンなのです。☝️

低温長時間と言っても前日の午前中には次の日の生地作りをするのですから一日に作る数も限定されるとても生産性の悪い事案ですがそれこそが☝️



【ベーカリーマルタの理念】

「天然酵母パンを通じ時間が作り出す食文化の可能性を地域社会とともに創造する」


美味し物を作ることに惜しまぬ努力と執念を注ぎたいですから〜



シンプルだからこそ☝️あんこはもちろんパン生地にも並々の力が入った人気の一品です。



天国に居る祖父母にもたべてもらいたかったな〜